瘀血と肌のくすみ・メラニン色素の関係
- 野本 美彩子
- 10月2日
- 読了時間: 2分
更新日:10月4日

肌のくすみやシミは、年齢や紫外線だけが原因ではありません。東洋医学では「瘀血(おけつ)」と呼ばれる体質とも深く関わっていると考えます。瘀血とは、血液が汚れているというより「血の流れが滞り、酸素や栄養が体の隅々まで届きにくい状態」を指します。
血流が滞ると、まず肌の透明感が失われます。酸素不足により顔色が暗く見え、老廃物が排出されにくいため、ターンオーバーが乱れてメラニンが肌に居座りやすくなります。その結果、シミや色素沈着が濃く見えるのです。また、瘀血体質の人は冷えや肩こり、月経トラブルなども起こりやすく、これらがさらに血流を悪化させ、肌代謝の低下につながります。特に女性はホルモンバランスの変化と重なると、くすみやシミが目立ちやすくなる傾向があります。
改善のカギは「血を巡らせること」です。体を温める食材(生姜、シナモン、紅茶など)を取り入れる、ウォーキングやストレッチで筋肉を動かす、ぬるめのお風呂でリラックスするなど、血行促進を意識することが大切です。また、ビタミンCやE、ポリフェノールなど抗酸化作用のある食材を摂ることで、紫外線によるメラニン生成を抑え、肌の代謝を助けることができます。
つまり「肌のくすみやシミ」は、体からの「血流を良くしてほしい」というサインとも言えるのです。外側からのスキンケアに加えて、内側から巡りを整えることが、美しく澄んだ肌への近道になります。
✅ 簡単セルフチェック(瘀血体質かも?)
顔色が暗い、唇や舌が紫っぽい
シミやクマ、肌のくすみが気になる
肩こりや頭痛が慢性的にある
生理痛が強い、経血に塊がある
手足が冷えやすく、むくみやすい
※3つ以上当てはまれば、瘀血体質の可能性があります。
🍴 瘀血&メラニン対策におすすめ食材
ビタミンC:キウイ、いちご、ブロッコリー
ビタミンE:アーモンド、アボカド、かぼちゃ
βカロテン:にんじん、ほうれん草
リコピン:トマト、スイカ
温め食材:生姜、シナモン、黒豆、紅茶
これらをバランスよく取り入れることで、血流が整い、くすみやシミの改善につながります。
肌の悩みは単なる見た目だけでなく、体の巡りのサインでもあります。無理のないセルフケアで血流を整え、内側から輝くような明るい肌を育てていきましょう。




